６班の報告

「明石大橋を歩いて」

記録　ＨＤ氏

　JRの垂水駅を出て、海の方へと歩いていった。明石大橋は一度、　JRの車内から見たことがあり、今回は二回目である。前回、見た時　でかいと感じた。

こんなでかい建物が、安全であるか不安を覚えた。さらに、人間の持つ力の底知れない大きさと越えては行けないラインを越えてしまったのじゃないかと思う神の領域の二つを感じた。

　橋までの人が多いために橋本体に入るまでかなりの時間、がかかり橋に着く前に疲れてしまった。さらに悪いことに、雨が降り出して　きて、疲労の色を強めた。しかし、雨も途中でやみ、また、橋を歩き出すとスム−ズに歩けるようになり出し、疲れていたのも忘れて　歩いた。

橋の上から見る景色は大変すばらしかった。海の青さ、橋の両側の山並みの緑、神戸や明石の街並みが小さく、そして眼前に　広がっていた。

橋のコンクリ−トの新しくつやのある色もなかなか　良く感じた。コンクリ−トの道は、歩き続けると疲れるものだと、　感じることを新たにして、疲れも忘れながら歩いた。

　橋を渡り終えてのおなかをすかしてからの弁当も一段とおいしさ　を感じた。橋は歩いてみるのも良いが、この様な素晴らしい吊り橋　はやはり、離れて見る方が、橋自体の美しさを感じるものだと思う。
　橋のスケ−ルの大きさは、今でも、目に浮かんでいい思い出になった。