雨の雨飾山麓

【第39回例会 信越国境・雨飾山&小谷温泉】

【行き先】 信越国境・南小谷方面
【日付】  98年8月12日(水)夜〜14日(金)
【天候】  13日雨 14日曇り時々晴
【参加者】 (50音順、敬称略) 7名
      視障者 MU・ユング・MT・YT 計4名
      晴眼者 UN・OD・TT 計3名

【コース】

8/12夜JR茨木駅発→名神高速・北陸自動車道経由→8/13AM8:00サンダイヤル着・朝食・休憩・散策・温泉・食糧の買い出し・宴会・就寝PM8:00

8/14AM6:00起床・朝食・9:00宿舎発10:30→小谷温泉入浴→金沢→PM010:10JR茨木着
雨飾山登山報告???
MT(記)
 
 8月12日午後11時過ぎ、蒸し暑い大阪の夜からのがれて、名神〜北陸自動車道を快走「雨飾山を楽しむで…」夜明けのどんよりした糸魚川から登山口に着くと、駐車場には何台も先客があった。

私達を迎えてくれたのは土砂降りの雨と、雷でした。

「13日は登山せえへんからまあええか…」。

谷や河の増水,濁流を横目で見ながら宿泊先の『山ネット』仲間のTGさん宅へ。雨の中迎えてくれたTGさんと昼食と、食糧買い出しを兼ねて白馬駅周辺へ行く。

「雨天の行動には車が便利や、「運転手さん、おおきに」

13日午後上越市から初参加の霜鳥さんが合流して、近くの温泉で裸のお付き合い。そして全員ですき焼きを囲みながらよもやま話に花が咲く。

「14日晴れたら行くで!!」

14日早朝は雨、全員寝床で登山は中止と決定。

「あああ〜…」

霜鳥さんと再会を約して別れる。TGさん宅を出発する時には、朝日が輝き、青空が広がっていた。

「あああ〜」

14日再び白馬駅周辺へ行き、お土産を買い、地ビールとツマミを買って一路小谷温泉へとって返す。その時、谷や河は、嘘のように増水や濁流は消えていた。

「買い物と温泉ツアーかなあ?!」

小谷温泉の露天風呂では先客が10人ほどいた。

緑陰と木漏れ日がゆらゆらと湯の中を照らす。少し暖かめの湯、岩に腰掛けると山の風が体をあっと言うまに乾かしてくれる。

「これでちょっぴり山の雰囲気味わえたかなあ」

「そやそや露天風呂で裸の写真取ったで」

風呂上がりに全員で買ってきた地ビールとツマミで乾杯、雨飾山を後に往路を引き返し帰阪。夜10過ぎに全員無事帰る。

「皆さん、それぞれお疲れさん」

「雨に飾られた山か」

登山靴とザックの出番のない山行?!でした。

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