春日奥山ハイキング
| 【日付】 | ２００６年７月９日（日） |
| 【行き先】 | 奈良県・春日奥山周遊道 |
| 【天候】 | 曇り時々晴、一時雨 |
| 【担当者】 | 谷口 |
| 【コース】 |
近鉄奈良駅9：00〜興福寺境内9：30〜東大寺前〜春日奥山周遊道〜鶯の滝11：50〜駐車場・昼食12：00／13：00〜首切地蔵14：00〜滝坂の道〜春日大社境内〜興福寺境内〜奈良駅16：45（解散） |
| 【参加者】 |
４７名 秋田 勝田 賀屋 川原 木内 北川 橘高(初) 雑賀 田頭夫妻 谷口 土屋 中野 野村 樋口 前嶋 宗近 横尾 視覚障害者１８名 芦田 秋田(初) 宇野 大石 小野(初) 河井 橘高(初) 木原 日下 桑島 佐々木 笹森夫妻 茶谷 中川 中本 橋詰 濱部 林 原田 兵頭 福田 福原 藤田 舟木 本家 山浦 山口兄弟 晴眼者２９名 |
| 【元気賞表彰者】 |
１０回 福田 久美子 ２０回 賀屋 喜美子 ５０回 勝田 吉雄、福原 勝 |
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橋詰 智 今月の例会は奈良です。鶴橋駅に集合し、近鉄特急で奈良に向かいました。 奈良駅では、地元の中本さんが、にこやかな笑顔で、お迎えくださいました。 班分けのあと、中本さんの先導で、興福寺の境内を通り抜けます。国宝級が立ち並ぶ一角です。 「春の日は、南円堂に輝きて」とある南円堂を通り抜けると、間もなく興福寺の五重の塔。 これは京都・東寺の五重塔に次ぐ、日本で２番目に高い塔です。続いて国立博物館を過ぎると、なんと鹿の多いこと。前方には春日山、その奥に御笠山、左側に若草山と、行く手に美しく連なります。 春日山は春日大社の社領であり、１２００年の昔から狩猟や伐採を禁じられたから、原生林となりました。その周遊道路の春日奥山めぐりが今回の例会なのです。 周遊道は広く、ゆるやかな登り道を足取りも軽く進みます、左右ところどころに大きな杉、楓、モミ、ツガ、樫などの大木が見られます。 時々山蛭が落ちてきて、血を吸いにきますのでこまりました。周遊道から左に折れて、鶯の滝があり、柳生街道に面したところに、首切り地蔵がありました。 その昔、荒木又衛門が柳生道場へ通う道すがら、自慢の太刀で試し切りしたといわれる首切り地蔵です。 柳生街道は石だたみの道なので、前日の雨のため道が滑りやすく、足を痛められた方がおられました、どうぞお大事になさって下さい。 今回の例会は、殆んど山の中の様な感じと思われますが、中々どうして、歴史の勉強でもありました。 安部仲麻呂が唐の国に渡り、故国を偲び歌に詠んだ、 「あまのはら、ふりさけみれば春日なる、みかさの山に、いでし月かも」 という歌や、毎年の行事である奈良の山焼き、原生林の春日山、歩き始めにある南円堂や五重の塔のほか、お水取りで有名な二月堂、三月堂、大仏殿など、なかなか勉強になる素晴らしいコースでした。 |
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秋田 法子 秋田法子です。始めて参加させてもらいました。 私は 幼い頃から身体が弱く、中学生で筋肉リュウマチ、結婚後も抗源病、一時は駅の階段も手摺りを持って歩く有様でした。 45歳の時医師からこのままでは あと2年の命ですとも言われ、マクロビューティックの世界に飛び込みました。 そして今私は こうして山ネットの皆様と春日山原始林に立つ。私にとっては奇跡だと思います。最初は不安でしたが、橋詰さんの優しい人柄にふれ 楽しいひとときを過ごさせて頂きました。 三笠山の事、御笠山の事、とっても興味深く聞きいってしまいました。どうも有難うございました。 そして途中で食べたスイカの味とっても美味しかった。 ここまで皆を思い、持ってこられた苦労がこの味なんですね有り難いことです。 私は若い頃夫と六甲山に登り、その夜下腹部痛で救急車で病院へ。卵巣膿腫で即手術生死の淵をさまよいました 。 その日より、今皆様と山歩きしている自分が信じられません。この素晴らしい空気と木々のかおりを山ネットの皆様と共有している幸せ生きているって、 自分の足で歩き廻ってこうして見つけることなんですよね。 雨が降ったり、蛭にあったり、ハード過ぎましたがその中にも山で出逢った子供達の綺麗な歌声、荒木又衛門試し斬りの地蔵、朝日が当たると綺麗な朝日観音、夕日が当たると綺麗な夕日観音。 私の瞳孔のカメラで心のアルバムにいつまでも しっかりと納めておきたいと思います。 最後に私と一緒に初参加され骨折された橘高さんの、一日も早い回復を心からお祈りしています。 また自分の出来る範囲で山を怖がらず、橘高さん山ネットの皆様と御一緒に登る日が 来ますように頑張って下さい。 山ネットの皆様 未成熟な夫をこれからもよろしく見守って下さるようお願いして終わらせてもらいます。 写真提供：「オリーブ」さん 活動の記録のページに ホームページに もくじのページに |