山ネット113回例会

深山・るり渓ハイキング

集合写真

【日 付】 2004年10月24日(日)
【行き先】 京都府 深山(791m) るり渓
【天 候】 晴れ
【コース】 大阪駅(8:10)―貸切バス―深山登山口(10:15)〜深山山頂(11:30)昼食(12:50)〜岡牧場(13:30)―バス―るり渓入口(13:50)〜通天湖(15:00)―バス―大阪(17:00)

【参加者】 55名
視障者16名
晴眼者37名
子供  2名
【元気賞表彰者】 10回 西谷、小椋
30回 桑原
50回 大吉、鹿島


休憩時に



「深山に瑠璃渓」この美しい言葉に誘われて


奈良市  溝尾 智重子


深山(みやま)に瑠璃渓(るりけい)。この美しい言葉に誘われて10月24日山ネットの山行に参加させていただきました。

深山登山口から標高791メートルの頂上をめざします。

山のしんとした空気を深く吸い込んで サポートロープを左の手に 白い杖を右手に握りしめてちょっと緊張のスタートでした。サポートさんの声を頼りにアップダウンの山道を少しずつ登って行きます。

慣れない山道でふらついていた足もやっと地についてきた頃のことです。
「アッ 飛行機!!」
高く青い

空の中に飛行機を見つけてくれたサポートさんの弾んだ声に 私も一緒に空をみあげます。「飛行機なんてすっかり忘れていたわ。」それまでの緊張も肩の力もどこかへ飛んで行ってしまった瞬間でした。

その後は 快調に山頂へ…。さあ 頂上では お待ちかねのお弁当です。

あちらこちらの木陰から楽しげな話し声や笑い声が聞こえてきます。コーヒーの香りも流れてきます。和やかなひと時でした。

昼食の後は、いつもの記念撮影をすませて足どりも軽く下山。

深山下山口からバスで瑠璃渓入り口まで移動。瑠璃は、七宝のひとつで紺色の宝石のこととか。どんな所かな!ちょっと期待が膨らみます。

バスを降りたら涼しげな川の音がすぐそばに聞こえてきて…。渓流に沿った狭い岩道を歩き始めます。

これは 落ちたら大変!!もう一度、気を引き締めて…

水の音が遠くになったり近くなったり。石段を上がったり下ったり。この繰り返しが続きます。ここはぐっと我慢! どのくらい歩いたでしょうか。やっとゴールの通天湖(つうてんこ)に無事到着。

やれやれ、お疲れ様。こんな声を聞きながらコーヒーを一口。嬉しい時間です。

山も渓谷も楽しんでしまう。ちょっと贅沢な一日でした。

山ネットのみなさんの健脚に乾杯!!!ありがとうございました。


はいチーズ



深山そしてるり渓へ


大阪府摂津市  山本 佳祐


私にとって今回は山ネットに参加させてもらってから二回目の山行でした。

台風が訪れたことが全くの嘘のように、見上げれば雲ひとつない真っ青な空が広がる最高の天気に恵まれ、心地よい風と暖かい陽射しを肌に感じながら、そ して普段は感じることのできない大自然をのびのびと感じながら登ることができて「満足」の一言でした。

深山の頂上にある「御神体岩」の周りで、目の前に広がるいくつもの山々と気持ちよさそうに飛ぶ鳥を眺めながらの昼食もたまらなくおいしかったです。

深山を下山し、バスに乗り「るり渓」へ。台風のせいか水の量が多く、速い流れでしたね。途中、石の橋で50センチくらい間が空いている所があり、「うまく渡れるだろうか」と不安になりましたが、そこはお互い声を掛け合って無事落ちずに渡れて安心しました。

とても気持ちよく秋の自然を満喫でき、帰りのバスではぐっすり眠れました。

やっぱり自然はいいですね。自然は心をきれいにしてくれるんだなぁと山を登る度に感じます。

楽しい休日を過ごさせていただきありがとうございました。

また参加したいと思いますのでよろしくお願いします。

るり渓にて

写真提供「おりーぶ」さん

活動の記録のページに

ホームページに    もくじのページに