| 【行き先】 | 大和三山・奈良 |
| 【日 付】 | ２００１年１月２１日（日） |
| 【天 候】 | 晴れ |
| 【コース】 | 近鉄橿原神宮前駅→橿原神宮→畝傍山・１９９ｍ→香久山・１５２ｍ→藤原宮跡→耳成山・１３９ｍ→近鉄大和八木駅 |
| 【参加者】 |
５０名 視障者 １８名 晴眼者 ３２名 |
| 【表彰者】 | １０回：ＫＤ（視障者） ４０回・ＫＹ（視障者） |
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報告 ＨＺ 智 ・ 前日の雪と雨の天候が嘘の様に、少し寒いが良い天候に恵まれました。参加者５０名は５班に班分けされて２１世紀最初の輝かしい例会はロマンあふれる大和三山へと歩き始める。 ９：５５ 橿原神宮駅を出発、神宮への参道を歩いて境内に入り通り抜けする。畝傍山麓にて、大和という国、畝傍、飛鳥地方、大和三山についての説明あり。標高１９９ｍの畝傍山は道中、樫の木、椎の木が多く雑木林の中１０：５０頂上着。 大昔は活火山だったが現在は死火山となっている。山の裾野に第一代神武天皇、北西部に第二代綏靖（すいぜい）天皇、南西部に第三代安寧（あんねい）天皇、南部に懿徳（いとく）天皇の陵がある。 １０：５５ 畝傍山上発、途中一寸したハプニング、５班のＫＢさんに緊急連絡あり、近鉄畝傍御陵前駅にてＫＢさん、ＳＤさん、ＭＫＨさんの三名帰られまして５班は急に淋しくなった。 テニス場にてトイレを借りて小休止。香具山に近づくにつれ法然寺と言う古寺があり、天岩戸神社、いざなみ神社等、さすが飛鳥地方だなーと感心する。 １２：４０香具山着昼食休憩。 １３：４０ 香具山発。田圃、旧家の点在する古代の名残ゆかしき集落を通り抜けると藤原宮跡に到着する１４：３０。ここは大和三山のほぼ中央に位置し、４１代持統、４２代文武、４３代元明の３代１７年間の皇居のあったところである。 １３００年前の都の姿がどんなものであったか一寸偲んでみたくなるのも、人間って不思議なものですネエー。耳成山到着１５：２０耳成山は三山のうち、もっとも低い１３９ｍの高さである。古代人は神の山として崇めたそうな。三角点の近くに石碑が立つ。明治４１年１１月１１日明治天皇大演習之地とある。 １５：３０ 耳成山出発、中腹に天神社、南麓に桜の木が多く植えられた池をめぐらす小公園がありました。近鉄八木駅まではとくに何もありません。 １６：１５到着。ここで解散。新年宴会組は「天まであがれ」で文字どおり天まであがりました。どうもお疲れ様でした。 以上今回の山行は例会案内にもありました様に「古代史のロマンあふれる大和三山」、私達の歩いた大和三山周辺は古歌で名高く、三山を背景に橿原神宮、神武天皇陵はじめ歴代天皇の陵や古墳、久米寺、藤原宮跡、本薬師寺など重要な史跡・神話伝説の伝承が非常に多い。 歴史散歩、万葉散歩には絶対欠かせないという、聖徳太子や、推古天皇の名もよく出てくるし、歌人柿本人麻呂や美しい額田大君の名にも接する事が出来る。この山行をキッカケに今後小グループで、ぜひぜひ歴史散歩を楽しんでください。 |
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報告 ＳＤ 敏博 ・ 今日は、途中で抜けさせてもらって、失礼しました。ハプニングはドコにあるかわかりませんね！ 僕は、畝傍山の登り口から歩いて４０分ぐらいの所にすんでいるのですが、この三つの山は、登った事がなかったので、残念でしたが、また機会を見つけて登ってみたいとおもいます。 ＭＵさんから、「今日の感想を」とのことでしたが、ひとつだけしか登っていないので、あまりかけません。 感想。歩き出した時の、顔にあたる少し冷たい風が心地好いですね。日ごろ、家の仕事をしているものにとって、冷え冷えとした空気は身も、心も引き締めてくれます。 それと、歩いていて楽しいのは、ガイドの人と話しながらいろんな知識を得られることです。ＨＺさんには、今日の史料づくりありがとうございました。誰かに読んでもらいたいとおもっています。 これからの例会楽しみにしています. 報告 ＹＫ 愛 ・ 私にとって、今回の山行は３回目。冷たいが、快晴。まさにハイク日和。橿原神宮前で下車し、歩き始める。境内をぬけ、三山で最も高い、畝傍山（標高１９９ｍ）へ登る。「万葉集」には、香久山と耳成山がこの畝傍山をめぐって、争う歌が有るそうだ（ガイドより）。 三山各々で、感じた事を、書き連ねて見ようと思う。 畝傍山では、道の両側に冬イチゴがはえていた。山行を伴にしたＮＪさんは、「甘くておいしい」と言っていた。次の香久山までは、空腹をこらえ、頑張って歩いた。その分、山頂での昼食は、最高、ＳＪさんにいただいた、ふきのトウおいしかった。最後の耳成山ではジョギングしている男性と三度すれ違った。やっと歩いている私達の前を、軽快に駆け抜けて行く様子が、無性におかしかった。達成感と疲労感が非常に心地よい。 山ネットに参加すると、何気ない中に幸せって有るのかと感じる。今回も気持ちよく一日が過ぎ、来て良かったと思う。ここで出会う人達は、皆優しさにあふれている。この今の出会いを大切にしたい。 活動の記録のページに ホームページに 目次のページに |